New Relic infrastructure monitoring は、 Microsoft Azure Redis Cache の統合を提供し、New Relic にデータを報告します。このドキュメントでは、この統合を有効にする方法と、取得できるデータについて説明します。
特徴
New RelicのAzure Redis Cache用インテグレーションは、接続されたクライアント数、使用されたGETおよびSETコマンドの数、1秒あたりの書き込み/読み取りバイト数など、Azure Redis Cacheサービスに関するメトリクスをレポートします。また、サービスのステータスや構成に関するデータも収集します。
インフラストラクチャ UIから Azure Redis Cache データを監視してアラートを発行したり、 カスタム クエリやグラフ ダッシュボードを作成したりできます。
統合をアクティブ化する
この統合を有効にするには、標準的な手順に従って、 New Relic で Azure サービスを有効にします。
構成とポーリング
構成オプションを使用して、ポーリング頻度とフィルターデータを変更できます。
デフォルト ポーリング Azure Functionsインテグレーションの情報です。
- デフォルトのポーリング間隔。5分
 - 解像度は1データポイント/分
 
データを見つけて使用する
インテグレーション データを検索するには、one.newrelic.com > All capabilities > Infrastructure > Azure に移動して、Azure Redis Cache インテグレーションを選択します。
AzureRedisCacheSampleイベントタイプを使用してデータをクエリおよび探索できます。サービスでシャードが構成されている場合は、 AzureRedisCacheShardSampleイベントタイプを使用します。
統合データの見つけ方と使い方については、 Understand and use data を参照してください。
メトリックデータ
Azure Redis Cache統合によって報告されたメトリックを表示するには、 AzureRedisCacheSampleまたはAzureRedisCacheShardSampleイベントタイプをクエリします。各メトリックに関連付けられたメタデータを使用して、レポートされるデータをフィルタリングおよびファセット化します。メトリック情報の詳細については、 Azureでサポートされているメトリックのドキュメントを参照してください。詳細については、 AzureRedisCacheのドキュメントを参照してください。
メトリック  | 説明  | メタデータ  | 
|---|---|---|
  | 成功したキールックアップの数。  | 
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  | 失敗したキールックアップの数。  | 
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  | キャッシュから読み込んだデータの量(メガバイト/秒)。  | 
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  | キャッシュに書き込まれたデータの量(メガバイト/秒)。  | 
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  | キャッシュに対するクライアントの接続数。  | 
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  | キャッシュから期限切れになったアイテムの数。  | 
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  | キャッシュからの取得操作の回数。  | 
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  | キャッシュサーバーで1秒あたりに処理されるコマンドの数。  | 
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  | Azure Redis CacheサーバーのCPU使用率をパーセンテージで表示します。  | 
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  | Redisサーバーが処理に忙しく、メッセージをアイドル的に待っていないサイクルの割合。  | 
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  | キャッシュに対するセット操作の回数。  | 
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  | キャッシュで処理されたコマンドの総数。  | 
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  | 指定された時間帯のキャッシュ内のキーの最大数。  | 
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  | キャッシュ内のキー/バリューペアに使用されるキャッシュメモリの量(単位:メガバイト)。  | 
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  | フラグメンテーションやメタデータを含む、使用されているキャッシュメモリの量をメガバイトで表したもの。  | 
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