Pipeline Control は、New Relic Control のデータ管理コンポーネントです。New Relic プラットフォームに取り込まれる前に、価値の低いデータをフィルタリングして破棄するのに役立ちます。
Pipeline Control 、 Pipeline Controlゲートウェイ (単にゲートウェイと呼ばれる) とPipeline Control cloudルールという 2 つのサブコンポーネントで構成されます。
ゲートウェイは、データまたは属性がネットワークから出る前にフィルタリングするように設計されています。cloudルールはNew Relic cloud内でその処理を実行します。 どちらのシナリオでも、 Pipeline Control同一のNRQLクエリ構文を使用してデータを処理します。
ゲートウェイを使用するには、まず環境にゲートウェイを設定する必要があります。cloudルールにはセットアップは必要ありません。
Pipeline Control の使用に関連するコストを理解するには、 「Pipeline Control のコスト」を参照してください。
前提条件
始める前に、次のものが必要です。
- 組織製品管理者および組織マネージャー権限を持つ New Relic アカウント
重要
組織製品管理者および組織マネージャー ユーザーロールには、次のことが求められます。
- ゲートウェイをインストールする
- ゲートウェイにクラスターを追加する
- ゲートウェイの更新(新しいルールや設定の変更など)
- ゲートウェイの設定
- ゲートウェイルールを表示
- Kubernetesの運用と管理に関する知識
- Kubernetesクラスタのデプロイへの管理者アクセスとクラスタ内のリソースの管理
- ネットワーク内でプライベート DNS ホスト名を作成および管理する権限
- DNSレコードを作成および管理するための権限
- ローカルにインストールされたHelm
- パイプラインルールを作成および管理するためのNRQLの理解
重要
- Pipeline Controlルールは、ルールを作成した瞬間から到着するデータにのみ適用され、 すでに取り込まれたデータは削除されません。
- ルールを作成するときは、設定した条件を満たすデータをルールが正確に識別して破棄するようにする責任があります。また、ルールと New Relic に開示するデータを監視する責任も負います。